2007年03月07日

シェア(市場占有率)のトップに躍り出た後発企業が採ったマーケティング手法・・・

 ネットビジネスが成熟の域に達し、もはや行動すれば稼げる時代ではなくなってきた、という声も聞かれる一方で、ネットビジネス後発組でも稼げる手法がまとめられた情報商材やレポート類も送り出されているという事実・・・



 そんな、後発組の奮闘振りが見事に実を結んだ良い例が、これはリアルビジネスの話になりますが、今日(7日)付けで「NIKKEI NET」に、コラム記事の形で、紹介されています。


 
 
 全3ページ構成の『松下とシャープのリンクで囲い込み大作戦・3つの成功条件とは』というコラム記事がそれであり、これまで松下とソニーがシェア(市場占有率)を2分している状態だったDVDレコーダー市場に、最近、液晶テレビの”AQUOS(アクオス)”ブランドで知られるシャープが一気にシェア・トップの座を射止めたというもので(『BCNランキング』の「塗り替わったDVDレコーダー勢力図、機種別もメーカー別もシャープが首位に」でも詳しく伝えられています)、このときシャープが採り入れたマーケティング手法というのが、実は昔から存在する商売の手法の一つでもある、



   囲い込み



 だが、このマーケティング手法、当該コラム記事によると、昔(アナログ時代)と今(デジタル時代)とでは内容がずいぶん変わってきているとのこと。





 その昔と今の手法の中身の違いについては当該記事の内容に任せることとして(早い話、昔はVHS等のパッケージメディアによる単一機器を対象としたものだったのが今ではネットワークを介して連結された複数の関連機器をまとめて対象に含めるというものに変わってきた、というところでしょうか…ちょっと強引な言い方だけれども)、シャープはDVDレコーダーを初め液晶テレビなどネットワークを介して繋がるAV関連機器を全て”AQUOS”ブランドで統一、実はこのやり方は先発組である松下では見られないものだったとか《ちなみに松下の場合、ご存じのように、液晶テレビには”ビエラ(VIERA)”、DVDレコーダーには”ディーガ(DIGA)”と違うブランド名が付いています》。



 勿論、ブランドの統一だけでは無くネットワークの特性を生かして操作性を格段に改善させたというのも一因になっているようですが・・・




 そこで、当該コラム記事はデジタル時代に於ける”囲い込み”手法による成功の条件について、次の3つを挙げています。


 (1)もの凄く強いブランドであること
 (2)製品力
 (3)オープンフォーマットによるネットワーク



3番目に挙げた「オープンフォーマットでネットワーク」というのは、独自ネットワークだとある意味最強の囲い込みにはなり得るものの、汎用性の無さから商品力がかえって落ちてしまうとか。



 基本部分をオープンとしつつも細部では独自色を出していくというところがミソのようで・・・






 それにしても、ここでも「強いブランド」、つまりは”ブランディング”というのが大いなる要素の一つになっているみたいで、今ネットビジネス界で盛んに叫ばれている”セルフ・ブランディング”の話に繋がっていくような気がします。



 そして、もう一つの「製品力」も条件の一つに挙がっているあたり、ネットビジネスで言うところの、中身の無い”悪徳情報商材”は何れ周囲から叩かれる等して消え去っていき、本当に中身の伴った”ブランド”が生き残る・・・という至極当然な事象へと話が繋がっていく気もしますね。





 痛快モノでしたね・・・





P.S.
 ここまで綴っているうちに、シャープと似たようなことをしている家電メーカーの存在を思い出しました。

 それは、日立です。

 あそこも最近になって”WOOO(ウー!)”というブランド名で液晶テレビやDVDレコーダー、DVDビデオカメラ、プロジェクター・・・と、次々と作り出していたんですね。

 やはりこれらもネットワーク技術で繋がることは容易に想像出来ますし・・

 でも市場シェアの話になると、これまでのところ、日立の名前がランキング上位に来ているという話は聞かれません。

 何故なんでしょうねぇ・・・私にはわからねぇ〜
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